ばいいかというと



目標を持って、やりとげた人は、ワンステップ上がった、次の高さから、景色を見る。
回りにいる人間の顔ぶれ、種類も変るだろう。
その景色を見て、次の目標を掲げる。
あるいは、目標の分野や質を変える。
なにもしないで、あれもだめ、これもだめ、という人は、いつまでも同じ高さにいる。

たとえ失敗しても、頑張った自分がいる。
頑張りは自分の器を大きくし、失敗は、次回、失敗しないための教科書になる。

だが、毎回失敗が続くという時期もあるだろう。

長井さんが、仰っていた。
「これでいい、と思う日は、一度もありません」
努力を止めた日で、終わってしまうと。

???

でも、でも、でも???
長井さんは、70歳でトップ現役。
こういう人は、ごくごく稀。

70歳を越えたら、わたしはもう、頑張りは、お休みしてもいいと思う。
90歳のおばあちゃんアスリートもおられるが、高齢になっても頑張れる、と煽るのは、
人によっては、もう結構。頑張らない自分で、いい。

頑張らないから老け込むか、というと、そうでもないと思う。
アンチエイジングは、闇雲に頑張ることではないと感じる。

熟成の期間。
樽に寝かせて年月を重ね、醸成させる。
いつまでも現役である必要はないと考える。
熟成は、若いと無理、年月が経たないとできない。

つまらんワインでも、年月さえ経て、そうでもない。
上質のワインを目指したいものである。
それには、いろいろな体験、経験も必要だ。
失敗や、苦い経験は、独特の味わいを増す。

???

ひとそれぞれ、特徴、特質がある。
その長所を生かして、それなりに楽しくやっていけばいいのでは。
結論を各個人に任せてしまうと、なあんだ、とがっかりされるかも知れない。

わたしはわたしの道であって、他人サマの道とは違う。
なので、べつに人には、あえて自分の道をススメる気がない。
今まで歩んできた、自分の道を愛しみたい。
ただそれだけだ。
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